お問い合わせ

03-3510-1616
受付時間 9:00〜17:00(土日除く)

コラム

イベントレポート編

第四次産業革命「エグゼクティブ ビジネススクール」における講演報告

BusinessSchool1

「第四次産業革命 エグゼクティブ ビジネススクール」は、北九州工業高等専門学校、及び早稲田大学大学院情報生産システム研究科を始めとした産学連携チームが、経済産業省事業で開発したカリキュラムに基づく、中小ものづくり企業経営者向けのビジネススクールです。

2019年8月30日の特別講座を皮切りに、2020年2月20日まで6回にわたり、それぞれ1泊2日で、第4次産業革命に関する理解、国際標準に準拠した生産管理知識の定着、海外工場で戦力となる人材育成、及び中小企業の生産性向上をワークショップ形式で学びます。

第四次産業革命 「エグゼクティブ ビジネススクール」の詳細はこちら

 

製造業をめぐるテーマは多岐にわたりますが、本スクールでは、産業のデジタル化などの大きな環境変化の中で、わが国の地域中小製造業の事業機会や脅威の認識、適応を切り口にしています。

設定された講座のうち、第3回目の「受注管理業務」を運営するためには、
 ・ERPの概念、ERPを使用した業務を説明できること
 ・標準化の重要性について説明できること
  (できれば国際標準に触れて、海外と日本の比較ができる事)
という要件を満たす必要があり、上記経験が豊富であることから、B-EN-Gに講師運営をご依頼いただきました。

2019年12月6-7日に、ERPを活用した全体最適の考え方、業務の標準化の重要性などをテーマに、国際的なSCMに関する資格であるAPICSの認定インストラクターでもあるプロダクト事業本部コンサルティングサービス部員 山本圭一が講師を務めました。

講座の目的:

グローバルな市場の中で企業がものづくりを行って効果的に収益を得る上で、重要となる受注管理業務の方法論を整理する。また、迅速な納期回答と納期短縮を実現するため、オーダーを生産計画に組み入れ、再スケジューリングを行う納期回答の効果を学ぶ。

講座のあらまし:

12月6日(金) 13:00スタート
ERPに関する座学を実施した後、グループワーク

12月7日(土)
午前 グループワークの結果発表、振り返り
午後 九州地区の高専の先生方による講義と、最後にモデルケースとしてmcframe 7のデモで管理業務の流れを実感
16:00終了

<グループワークの様子>

Groupwork1Groupwork2

 

講義の内容はもとより、グループワークのトピックも「作業の標準化」「原価差異分析」「見積原価の作成と概算利益把握」など、実務に即した内容だっただけに、参加者からの質疑応答は、難易度の高いものが多く寄せられました。

本ビジネススクールの今後:

現在のカリキュラムは2020年2月で完結し、翌年度は東京で開催予定とのことです。

 

テーマ関連ソリューション

mcframe 7

ビジネスエンジニアリング株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社